宝飾品販売の周大福が２０１６年度（１５年４月～１６年３月）の決算を発表、純利益が前年度比で４６％も減少していることがわかった。６月８日付香港各紙によると、売上額は５６５億９２００万ドルと同１２．０％減にとどまったものの、純利益は２９億４１００万ドルと同４６．１％の大幅減に。同社の鄭家純・会長は「景気低迷による顧客単価の弱さに加え、中国本土客が減少した事が大きかった」と説明。リストラ策としての人員削減はしばらくは考えていないと前置きしながらも、「限られたパイを奪い合ってるだけでは各々の店舗に養分は行き渡らない」と、７～８店程度の年内閉鎖を示唆した。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=14831