香港ポスト ロゴ
  バックナンバー
   
最新号の内容 -20160608   No:3960
バックナンバー

鳥インフル、活鳥4500羽を殺処分

 屯門の街市(公設マーケット)の活鳥のふんのサンプルから鳥インフルエンザ(H7N9型)ウイルスが確認されたため、6月5日から香港域内での活鳥供給が停止されたが、当局は6日の会議で7日に長沙湾の家きん類臨時卸売市場で活鳥4500羽を殺処分することを決めた。ではウイルスは検出されていないものの、安全措置を取り、殺処分と消毒を行う。7日付香港各紙が伝えた特区政府食物及衛生局の高永文・局長の談話によると、漁農自然護理署が香港域内の養鶏場9カ所を視察し、1農場あたり鶏60羽分の首と血液のサンプルを採取して簡易検査を行った結果、すべて陰性だった。7日にはさらに20カ所で検査を行い、その結果ウイルスが検出されなかった場合、活鳥の供給を再開できるという。しかし陽性反応が出た場合は、さらに21日間供給が停止される。9日は端午節にあたるが、活鳥の供給が再開されたとしても、鳥の値段は通常より1割程度値上げすることが見込まれる。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=14798