バックナンバー
|
|
5月の香港PMI、経営の悪化状況は緩和
日本経済新聞社と金融統計機関マーキットは6月3日、5月の香港の購買担当者指数(PMI)を発表した。4日付『文匯報』によると、5月のPMIは47.2で、4月の45.3から1.9ポイント上昇。15カ月連続で景況判断の目安となる50を下回ったが、悪化の程度は2015年7月以降で最も軽微となった。生産量や新規受注量の下落、職位流失などが緩和した。ただしマーキットのエコノミストは「世界経済は引き続き低迷し、顧客の需要は依然疲弊している。香港の民間企業は今後数カ月、引き続き厳しい経営環境に直面しなければならない」とコメント。香港上海銀行(HSBC)アジア太平洋地区顧問の梁兆基氏は、今年の域内総生産(GDP)伸び率はわずか1%にとどまるとの予測を示した。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=14562