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最新号の内容 -20160602   No:3956
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占拠行動の学生リーダー、台湾独立派と接近

 香港専上学生連会(学連)前秘書長で新党「香港衆志」の羅冠聡・主席と、同じく学連元秘書長の周永康氏は6月1日、台湾に赴き、台湾独立派とともにフォーラムに出席することが分かった。同日付『文匯報』『大公報』によると、フォーラムは「直球対決―香港・台湾の政治新勢力はいかに中国と向き合うか?」と題し、華人民主書院が主催。羅氏と周氏は台湾独立派で「時代力量」所属の林昶佐(フレディ・リム)立法委員と「対話」するため招かれた。華人民主書院は天安門事件の学生リーダーだった王丹氏が主席を務める。立法会議員選挙に出馬する予定の羅氏は先にも香港衆志の黄之鋒・秘書長とともに米国、カナダの大学で講演し、「自決住民投票」に対する外国からの支持を呼び掛けている。全国人民代表大会(全人代、国会に相当)香港代表の廬瑞安氏は「香港独立派と台湾独立派が結託して香港または台湾を国家から分裂させようとしている」と非難した。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=14414