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海洋公園で展覧会「四川周」を開催
香港海洋公園(オーシャンパーク)で5月20日、四川省林業庁と共催のイベント「四川周」が開幕した。5月20日付香港各紙によると、パンダをテーマにした彫刻や写真など、スペインやフランス、中国本土の芸術家による作品20点余りが展示される。その中には、中国で「大熊猫再生の父」と呼ばれる写真家・張志和氏が撮影したパンダの赤ちゃんの写真や、中国超現実主義の画家・張奇開氏が手掛けたパンダの彫刻や油絵も含まれる。また、会場ではパンダが生まれてから成長するまでのハイライトが放映されるほか、赤外線カメラを使い、四川省の19の自然保護区でキンシコウなど野生動物の生態をとらえた動画も観られる。「四川周」は5月29日まで。同園では期間中、来場者数の10%増を見込んでいる。一方、同園では5月20日、メスのパンダの盈盈(インイン)について人工授精を行ったを明らかにした。今年の繁殖期にオスの楽楽(ラーラー)との間で自然交配を試みたものの失敗したため、楽楽と四川省パンダ基地のオスの精子を使い人工授精を行い、その結果は7月末に分かるという。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=14507