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民主派と関係深い犯罪組織、深センで摘発
深セン市公安局は5月15日、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の張徳江・委員長が来港する際に民主派メンバーとともに騒ぎを起こそうとしていた犯罪グループを摘発したと発表した。16日付香港各紙によると、公安局は6日に香港人男性の郭樺昌(郭天来)容疑者(56歳)をはじめとする犯罪グループの5人を逮捕し、香港の身分証815枚、携帯電話、SIMカード、銀行カード、無人航空機(ドローン)を押収した。同グループは長期にわたり香港と深センの間で身分証の違法売買、クレジットカード管理の妨害、通信詐欺、マネーロンダリング、違法経営などの犯罪活動を行っており、逮捕者には香港の暴力団構成員も含まれていた。郭容疑者も暴力団の背景を持ち「長期的に多くの民主派メンバーに資金援助し、民主派の曽×成氏からドローン購入を依頼され、張委員長の来港期間に騒ぎを起こそうとしていた」と供述した。社会民主連線(社民連)の曽健成氏は自身が「曽×成」であることやドローン購入を依頼したことを認めたが、張委員長を狙ったものではないと説明。曽氏は郭容疑者が1989年に香港市民支援愛国民主運動連合会(支連会)のボランティアを務めた際に知り合ったという。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=14600