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財政予算案が可決、民主派から9人が支持
立法会で5月13日、今年度財政予算案に関する「撥款条例草案」が可決した。14日付香港各紙によると、同草案の審議は議事妨害の影響を受けて2カ月半を要したものの、賛成49票、反対18票で可決。2008年からの曽俊華(ジョン・ツァン)財政長官の任期中で最も高い支持となった。賛成票には親政府派のほか、民主党の6票、公共専業連盟の莫乃光氏と梁継昌氏、衛生サービス界選出の李国麟氏も含まれていた。議事妨害を行っていた人民力量と社会民主連線(社民連)や、公民党、工党などは反対した。人民力量と社民連はそれぞれフェースブックで民主党を「裏切り者」「梁振英打倒のためなら貧者の財貨を奪って富者に与える予算案を支持するのか」と批判し、支持者らも9月の立法会議員選挙で民主党を滅亡させるなどと書き込んでいる。「セントラル占拠行動」参加者が創設した香港衆志のメンバーも選挙で民主党候補を狙い撃ちする姿勢を示した。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=14568