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中国本土籍の女、香港の親子連れを襲撃
ショッピングモールで香港の親子連れが、中国本土の子連れの女性に殴られ、1人が入院する事件が起きた。5月11日付香港各紙によると、事件が起きたのは5月9日で、場所は沙田新城市広場。香港人女性(28歳)が母親(54歳)と一緒に姉の2歳の息子(おい)を連れて玩具店にいたところ、突然おいが本土女性(27歳)の娘に頭をぶたれたため抗議して、言い争いになった。互いに文句を言いながらその場を立ち去ったが、その25分後、一行は沙田駅で再度出くわしてしまった。本土女性の夫が娘を抱きかかえている間に本土女性が香港人親子を襲撃。バランスを失って倒れた母親を本土女性が襲い、通行人に引き離されるまでけり続けた。本土女性は逃走しようとしたが、通行人に阻止され、駆け付けた警察に逮捕された。母親は頭を床に打ちつけて一時は意識を失うほどの重傷を負い入院。顔の半分がゆがみ、手足が動かず、話すこともできないほどで、翌日になってやっと意識を取り戻したという。容疑者が本土籍の場合、保釈後に本土に帰ってしまい香港で処罰を与えられないことが多々あるため、実母と妹が被害に遭った香港人女性(2歳の子供の母親)はフェースブックに「目撃者を捜しています」と投稿。事件を動画に収めた人がいたら証拠として警察に提供してほしいと訴えている。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=13588