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「本土」とは「香港の生活方式守る」が6割
中間派の「民主思路」は香港市民に「本土」の意味を尋ねる世論調査を行った。5月10日付香港各紙によると、調査は「政策21」に委託して2月半ばから4月5日に1016人を対象に行われた。「本土」の含意については「香港の生活方式、文化、歴史を守る」が最も多い60.8%で、「香港の資源は香港人が優先使用する」が53.4%、「基本法に従い高度な自治を保証する」が46.7%だった。一方、「香港独立」は10.2%、「中国本土との経済融合ペースを落とす」は4.6%に過ぎず、「本土」を掲げて独立を鼓吹する勢力に市民は同調していないことが分かる。ただし18~29歳の若者では「香港独立」が20%に達し、暴力的な抗争手段を受け入れる割合も高かった。民主思路の湯家●・召集人は「香港の主流民意が示す本土主義は独立ではないことを中央に理解してもらいたい」と述べたほか、中央が独立問題への言及を避けているのは「言論弾圧ととられれば、より多くの人が独立を支持するため」と解説した。【●=馬へんに華】【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=14563