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本土民主前線、暴動での費用も選挙経費に
立法会補欠選挙での各候補の選挙費用が次々公表されているが、本土民主前線の梁天●氏の経費には不審な点が多いことが明らかになった。5月7日付香港各紙によると、梁氏が選挙事務処に申告した選挙費用は75万ドル余り。だが、そのうち1400ドルの「文書破棄」は業者に委託し140箱の文書を処分したことになっており、従来の選挙では見られなかった用途である。「選挙補完用具」として申告された800ドル余りは少なくとも5回にわたってガソリンを購入しており、用途は不明。さらに旺角暴動の数日前にSIMカード10枚、スマートフォン3台を購入。旺角暴動が発生した両日にマクドナルドやコンビニで購入した大量の食品・飲料や、選挙後の打ち上げとみられる宴会費8500ドルまで計上されていた。一方、献金51万ドル余りのうち最大の18万ドルは「Lam Aileen」、次いで多い15万ドルは「劉可恩」という謎の人物2人で、過激派議員の黄毓民氏が設立した「普羅政治学苑」も10万ドル提供していた。選挙活動ガイドラインでは得票率5%以上の候補者は選挙費用の助成金が受けられるため、旺角暴動の費用まで政府が負担することになりかねないという。【●=王へんに奇】【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=14435