バックナンバー
|
|
不動産市場の低迷で印紙税収入16%減
特区政府税務局は5月3日、2015/16年度の税収状況を発表した。4日付香港各紙によると、3月末現在の全体的な税収は2913億3000万ドルで、前年度比106億ドル(4%)減。印紙税収入が626億8000万ドルで、同121億7000万ドル(16%)減となったことが響いた。不動産市場の過熱抑制策として打ち出された印紙税措置によって14/15年度は印紙税収入が多かったが、15/16年度はその反動で2けた減となった。一方で法人税収入は同2%増の1402億3000万ドル、個人所得税収入は同2%減の578億7000万ドル。個人所得税は主に税還付が影響した。2月に発表された16/17年度財政予算案では、不動産市場が引き続き低迷することから印紙税収入は同20%減の500億ドルと予測されている。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=14037