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財政予算案、民主派の修正案は2169項目
立法会で4月13日、今年度財政予算案に関する「撥款条例草案」の2回目の審議が始まり、民主派議員らは2000項目余りの修正案を提出して議事妨害を行う構えだ。14日付香港各紙と香港電台(RTHK)ニュースによると、立法会秘書処は現在までに提出された修正案は2169項目で、うち約1500項目が社会民主連線(社民連)の梁国雄・議員、460項目が人民力量、46項目が工党であることを明らかにした。昨年の3900項目に比べると大幅に減った。だが香港工会連合会(工連会)の王国興・議員は過去4年の立法会での議事妨害による審議延長で9690万ドルが浪費されたと指摘した。一方、民主党は議事妨害には参加せず支持票を投じると表明。梁振英・行政長官が就任してからの予算案で初めてとなる。住宅・医療問題などで市民の要求に応えていると評価したほか、曽俊華(ジョン・ツァン)財政長官の提示した方向性は民主党の立場に近いと説明。公民党議員も最近の世論調査で曽長官が最も支持が高いと発言するなど、民主派による曽長官への評価が目立つ。来年の行政長官選挙で民主派は独自候補を擁立しないもようで、曽長官の立候補を後押しするともみられている。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=14038