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AIIB、香港は6月にメンバー入りへ
アジアインフラ投資銀行(AIIB)の金立群・総裁は4月7日、団結香港基金が開催したフォーラム「AIIBと地域協力」で講演した。8日付香港各紙によると、金総裁は6月に第2陣メンバー国・地域の受け入れを検討することを明らかにした。すでに候補リストに上がっている30カ国・地域余りには香港も含まれており、メンバーは100カ国・地域に拡大する見込みだ。金総裁は「香港はAIIBで重要な役割を発揮する可能性がある」と強調。香港は国際金融センターとして法治制度、企業統治の模範となり、良好な仲裁サービスを擁していることから独特の役割を見込んでおり、香港のメンバー申請を迅速に処理するほか、今後、債券発行など香港でより多くの金融活動を行う可能性を示唆した。一方、香港金融管理局(HKMA)の陳徳霖・総裁は7日、「一帯一路」戦略に対応したインフラ融資促進弁公室を夏までに設置することをホームページで明らかにした。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=14101