最新号の内容 -201600323 No:3912 |
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韓国料理店、無認可でカニのしょう油漬け提供
香港にある韓国料理レストランの多くが無許可でカンジャンケジャン(ワタリガニのしょうゆ漬け)を販売していたと3月20日付『明報』が報じている。香港では火が通っていない甲殻類や刺し身を販売するには食物環境衛生署による「刺身許可証」が必要。同署ホームページによると、許可を持たない韓国料理店は27店あるが、同紙が客を装い各店に問い合わせたところ、そのうちチムサーチョイや佐敦一帯にある9店ではカンジャンケジャンをメニューに載せており、8店は韓国産のものを提供していた。香港の条例では、輸入海産物について輸出地の証明書の提出を推奨しているものの、香港での衛生証明書は義務付けていないため、議員のなかからは新たな条例や監督基準を設けるよう提案する意見も出ている。該当の9店は、同署の巡回調査では違法行為は発見されていない。また昨年同署がカンジャンケジャンについて行ったサンプル検査の検体は、6個すべてが安全基準を満たしていたという。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=13802