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株価の上昇は第13次5カ年計画期待
コンサルティング会社JLアドバイザーは3月1日に配信したリポート(広発証券発表) で、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)を控えた市場の反応を分析した。広発証券は中央政府の報告書の中で今年のGDP成長率の目標が2016年から2020年の第13次5カ年計画で要求されているレベルと一致する6.5%を上回ると予想。財政政策が調節の可能性を残すなか、より重要なものは今年の財政政策上に置かれる。中小企業の税負担の軽減と高い成長セクターを支えるため、政府はより積極的に予算を広げる準備をしていると考えている。一方、より具体的な政策目標は昨年10月に発表された第13次5カ年計画の中で期待されている。一帯一路のようなテーマ株(セメント、鉄鋼、鉄道)、インターネットプラス(インターネット、ソフトウェア)、メイド・イン・チャイナ2025(最先端設備)、持続可能な開発(環境と新エネルギー)が恩恵を受け、全人代会議を前に、ここ数週間の株価の上昇はこれらのポジティブな材料をすでに織り込んでいる可能性がある。詳細はJLアドバイザーのHP(www.jladvisers.com)を参照。【関連記事】http://www.hkpost.com.hk/index2.php?id=14022