特区政府商務及経済発展局の蘇錦●・局長は２月２５日、立法会での民主派による議事妨害で審議が滞っている「２０１４年版権（修訂）条例草案」についてデッドラインを明示した。２６日付香港各紙によると、蘇局長は記者会見を行い、「立法会では２０本余りの重要な民生・経済議案が審議を待っているため、大局に配慮して版権条例が来週中に通過しなければ政府は棚上げする」と宣言。３月４日までに採決できなければ草案を撤回する。ただし政府が屈するわけではないことを強調し、民主派議員を「政治利益のために条例草案を人質にし議会をマヒさせている」と非難した。この決定に対し香港版権大連盟の林旭華スポークスマンは驚きを示し、「最終的に草案撤回となれば、立法プロセスを破壊し誤った情報を流した議員は全責任を負うべき」と批判。同草案委員会に参加していた湯家▲・元議員も民主派を批判し、「同草案が可決されなければパロディー創作者に対する免除はないわけで、刑事起訴される可能性は依然高い」と指摘した。一方、ネット団体の鍵盤戦線は「撤回までは気を緩めない」と述べた。【●＝木へんに梁、▲＝馬へんに華】【関連記事】