最新号の内容 -201600229 No:3895 |
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財政予算案、香港大の世論調査で評価下がる
香港大学民意研究計画は2月25日、曽俊華(ジョン・ツァン)財政長官が24日に発表した2016/17年度財政予算案に関する世論調査の結果を発表した。26日付香港各紙によると、調査は24日夜に528人を対象に行われた。予算案に対する評価は57.2点で、昨年同期に行われた調査に比べ3ポイント下落。「満足」との答えは36%で、昨年の45%から低下。「不満」は20%、「半々」は31%だった。曽長官の支持率は62.2%で、昨年の61%とほぼ同じ。続投を支持する市民は58%、反対する市民は10%だった。年齢層別に見ると50歳以上の市民の評価や曽長官への支持は高く、予算案の評価は67点、「満足」の割合は45%。一方で18~29歳の予算案に対する評価は53.1点、「満足」の割合はわずか13%と最も低く、30~49歳は曽長官の続投に反対する割合が最も高かった。【関連記事】