イオンリテール株式会社は、中国の保税区を活用した、中国のショッピングＥＣサイト「天猫国際」（中国のアリババグループが運営する消費者向け越境電子商取引サイト）に出店し、中国の顧客からの信頼が高い日本の商品を提供する。近年、インバウンドの消費からも明らかなように、中国の顧客の日本商品に対する信頼、ニーズが高まっている。２０１４年の中国国内でのＥＣサイトにおける日本の商品の購入額（越境ＢｔｏＣ―ＥＣ）は６０６４億円であり、２０１８年には１兆３９４３億円 まで拡大する見込み。このような中、イオンは現在、中国本土で展開するイオン５５店舗に加え、天猫国際においてもイオンの安全・安心の商品を提供。天猫国際ではイオンのプライベートブランド 「トップバリュ」をはじめ、インバウンドで人気の化粧品・加工食品を中心に、衣料品・食料品・暮らしの品を中国の顧客に届ける。アイテム数は約２００品目よりスタートし、年内には約１０００品目の品揃えを目指す。【関連記事】