最新号の内容 -201600218 No:3888 |
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春節期の入場者数、海洋公園も激減
香港ディズニーランドと同様に香港海洋公園(オーシャンパーク)も中国本土客の減少に見舞われていることがわかった。2月17日付香港各紙によると、これは同園の孔令成・主席が記者懇親会の席上で明らかにしたもので、具体的な数字には触れなかったものの、春節(旧正月)期間中の入場者数が前年同期比で二けた台の落ち込みを記録したと述べた。孔氏はその主な原因を中国本土からのツアー客の減少とみているが、本土客でも個人旅行で訪れた入場者と香港市民の入場者の数は前年とほぼ変わらず、また、入場者1人当たりの消費額は10%程度上昇したため、売上額自体は昨年並みだったと強調している。そのほか、2月8日に旺角で起きた暴動の影響に関しては、同園の副主席は「まず事件と来港者数の増減が関係あるとは思えない」と指摘、「香港だけでなく、東京やソウルだとしても、観光客が必ずその土地のテーマパークを訪れてくれるほど旅行者の好みは単純でもない」と一蹴した。【関連記事】