最新号の内容 -201600204 No:3882 |
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歳末恒例の花市、各地で8日まで開催
春節(旧正月)前の香港の風物詩「年宵花市」が2月2日から各地で始まった。3日付香港各紙によると、今年は元日に当たる8日明け方まで、ビクトリア公園のほか、旺角の花墟公園、沙田の源禾遊楽場、東涌道サッカー場など計15カ所で行われるという。花市といえば生花のほかに毎年話題となるのが、ビクトリア公園で販売される風刺を利かせたパロディー商品。今年は民主派団体の香港市民支援愛国民主運動連合会(支連会)がいわゆる「禁書」約1000冊を販売するのを筆頭に、銅鑼湾書店事件に関するものが目立つ。同事件に関して報道された政治家の失言や、あらためて注目が集まったBNO旅券をアレンジしたクッションやトートバッグなどが人気を呼びそうだ。また、申(さる)年ということもあり、猿をあしらったグッズも多く、スマホ用スピーカー内蔵の抱き枕に手袋付きの帽子など個性的な商品が並ぶ。【関連記事】