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港珠澳大橋の追加予算が立法会を通過
立法会財務委員会は1月30日、港珠澳大橋の香港側税関・出入境管理所に関する追加予算を承認した。31日付香港各紙によると、予算額は54億6000万ドルで、審議時間を8時間延長し1月末のデッドラインぎりぎりで可決にこぎ着けた。民主派議員は746件の臨時動議を提出して議会の運営をマヒさせようとしたものの、財務委員会の陳健波・主席が議員の発言時間を制限、重複などの修正案を大幅に削減して採決は82件に絞った。予算の採決時には混乱が起きて警備員に連れ出された議員もいた。財務委員会の次の難題は高速鉄道の追加予算で、2月末がデッドラインとされている。一方、1月29日には港珠澳大橋の建設工事で500人余りの域外労働者を導入することに反対するデモが行われた。主催は香港工会連合会(工連会)と香港建造業総工会で、参加者は30人余り。建設業従事者の雇用の保障を求め、特区政府発展局と労工及福利局に陳情書を渡した。【関連記事】