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経済ファンダメンタルズ主導で下振れリスク
コンサルティング会社JLアドバイザーは1月26日に配信したリポート(広発証券発表)で今後の金融市場の見通しを示した。ファンダメンタルズ面が悪化するかどうかは石油価格、人民元、米国金利のサイクル、中国経済の更なる発展に依存しており、それらは昨年末以来世界市場の方向性を大きく先導していると指摘。直近の石油価格の反発と人民元の安定性は短期的に市場の反発を支え、米国の利上げの遅れも支援材料になるとみる。ただし世界の石油市場の構造的な供給過多、米ドル高のための人民元下落圧力、供給側の改革の新体制下の中国経済の不確実性は市場に下振れ圧力をかけると指摘。底値買いを試みる投資家は特に金融緩和の賭けが期待にそぐわない場合、経済ファンダメンタルズ主導の下振れリスクに注意する必要があるという。 詳細はJLアドバイザーのHP(www.jladvisers.com) を参照。【関連記事】