日本政府観光局（JNTO）は１月19 日、2015 年の海外からの訪日旅行者数の推計値を発表した。香港からの訪日旅行者数は大きく増加し、対前年比約65％増の152万人となった。全体では、中国本土、韓国、台湾に次ぐ４番目に多い。2015年の訪日外客数は前年比47.1％増の1973万7000人で、JNTO が統計を取り始めた1964年以降、最大の伸び率となった。過去最高だった2014年の1341万3000人を600万人余り上回り、1970年以来45年ぶりに訪日外客数が出国日本人数を上回った。市場別では、主要20市場のうち、ロシアを除く19市場が年間での過去最高を記録し、中でも中国本土は前年比107.3％増の499 万人に達し初めて最大市場となった。【関連記事】