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建設業界、立法会の予算審議停滞を批判
建設業界からなる「建造業大連盟」は1月20日に記者会見を行い、立法会の議事妨害で多くのインフラ建設プロジェクトの予算審議が滞り、建設業の先行きに深刻な影響をもたらしていると訴えた。21日付香港各紙によると、「建造業大連盟」は建築士やエンジニアの専門団体、建設請負会社、労働組合など16団体からなる。代表を務める香港建造商会の謝子華・行政総裁は「建設業は香港の域内総生産(GDP)の4.3%を占め、40万人が従事する。特区政府が年間約700億ドルの予算を建設業界に投じることで業界の発展が維持できる」と説明。2015/16年度は立法会に計72件675億ドルの予算申請が提出されているが、昨年10月までに工務小組委員会を通過したのは4件4億7000万ドルだけ。7月の休会までに60件余りの予算申請を処理するのは難しく、最悪の場合は建設業界の失業率は19%に達すると指摘。このため立法会の財務・工務小組委員会主席に対し民主派議員による議事妨害をやめさせるよう要求した。【関連記事】