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立法会ゴミ箱爆発事件、学生ら5人を起訴
香港警察は12月22日、立法会のデモエリアで9日に発生したゴミ箱爆発事件の容疑者として逮捕した青年6人のうち5人を起訴した。23日付香港各紙などによると、5人は放火共謀罪で起訴され、23日に東区裁判法院で裁判が行われた。放火共謀罪の最高刑は終身刑。審理は引き続き来年2月3日に行われる。逮捕者の一部は「本土派」(排他主義勢力)組織「勇武前線」のメンバーを名乗っており、「勇武前線」は事件当日に立法会周辺で予定されていた版権条例反対集会への参加を呼びかけていた。被告のうち犯行画策を担当した樹仁大学学生会の楊逸朗・次期会長は「セントラル占拠行動」参加者として知られ、12月初めの版権条例反対集会では社会民主連線(社民連)の梁国雄・主席が版権条例の審議で議事妨害を行わないことや修正案を提出しないことを非難していた。また樹仁大学学生会の次期幹事会が楊被告らを支持する声明を出したため、ネット上では「学生会が反社会組織と化した」などの批判が上がっている。【関連記事】