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阿信屋53%の大幅減益、コスメ事業見直し
小売りチェーンの759阿信屋などを展開するCEC国際が2015年上半期の中間決算を発表、純益が前年同期比で53%も減少したことがわかった。12月23日付香港各紙によると、同社が発表したのは2015年5~10月分の決算で、売上額は12億5800万ドルと前年同期比で10.5%上昇しているものの、純益は809万2000ドルと振るわず、同53.2%も減少しているという。店舗賃料や人件費などのコスト増が響いた形だが、林偉駿・主席は「経済がさらに悪化したら、うちが売っているスナック菓子などすぐダメになる。だが座して死を待つつもりはない」とコメント。打開策として不採算部門であるコスメ専門店「759カワイイランド」の新規出店の見合わせ、小規模店舗から大型店への転換・再編による店舗賃料の圧縮、冷凍食品や食用油、蒸留水など自社ブランド品の強化を挙げている。【関連記事】