バックナンバー
|
|
立法会ゴミ箱爆発事件、青年6人を逮捕
香港警察は12月21日、立法会のデモエリアで9日に発生したゴミ箱爆発事件の容疑者として6人の青年を逮捕した。22日付香港各紙によると、逮捕されたのは18~24歳の男で、うち2人は樹仁大学の学生、1人は香港教育専業学院の学生、1人は培正専業書院の学生、1人は内装職人、1人は無職。一部は「本土派」(排他主義勢力)組織「勇武前線」のメンバーを名乗っているほか、「セントラル占拠行動」で行政長官弁公室前を占拠したデモ隊代表者として知られる樹仁大学学生会の楊逸朗・次期会長も含まれていた。「勇武前線」は昨年7月に発足し、当初は「独立陣線」と称していた。メンバーは30人、香港独立運動を支持し、今年3月に元朗で行われた並行輸入活動への抗議デモ、5月の不法滞在児童への抗議デモ、6月に旺角で行われた中国本土婦人グループへの抗議デモなどに参加。12月初めには版権条例に反対する論文を公開し、市民に集会参加を呼びかけていた。【関連記事】