バックナンバー
|
|
版権条例審議、爆弾材料所持の青年を逮捕
香港警察は12月16日、立法会周辺で爆弾に使用する化学物質などを所持していた青年を逮捕した。17日付香港各紙によると、立法会で「2014年版権(修訂)条例草案」の審議が行われていた16日午後4時ごろ、巡回中の警官が立法会議事堂に向かう歩道橋で不審な青年を見つけて調べたところ、荷物から塩素酸カリウム1キログラムとマスク、ライター、手袋、覆面などが見つかり、危険物違法所持の疑いで逮捕した。青年は20歳の自称学生で、過激な「本土派」(排他主義勢力)のメンバー。3月に元朗で行われた並行輸入活動への抗議デモに参加し、住民や警官と衝突を起こしていた。このデモでは38人が逮捕され多くの武器が押収されたが、この青年も含まれていた。警察では9日に発生した立法会のゴミ箱爆発事件との関連性を調べている。【関連記事】