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福島県、安全確保の取り組みセミナー
香港日本人倶楽部で12月1日、福島県の安全確保の取り組みについてのセミナーと福島の郷土料理のPR試食会が行われた。セミナーでは、福島環境再生事務所除染情報プラザ・アドバイザーの青木仁氏による講演会が行われ、福島第一原発と放射線からみた「今の福島の現状」を報告。事故後、福島県内55カ所の土壌結果、第一原発事故で放出された放射性物質は残存しておらず、事故前の数値以下になっていることなど現状の詳細を伝え、「安心、安全」をアピール。また福島の酒・食といった加工食品、郷土料理の試食会も行われ、15企業・団体が出展した。フードエキスポにも出展した奥の松酒造会社海外事業部の津島健・部長は「いまだ厳しい現状ではあるが、地道に安全を訴えていくしかない」と意気込みを語った。【関連記事】