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高速鉄道、建設費は844億ドルに膨らむ
特区政府と香港鉄路有限公司(MTRC)は11月30日、広州―香港間高速鉄道の香港区間の工事状況や建設コストについて記者会見を行った。12月1日付香港各紙によると、建設コストの最新見積もりは844億2000万ドル。MTRCが6月に見積もった853億ドルより少ないが、立法会に申請した予算650億ドルから約30%の超過となり、政府は196億ドルを追加予算として申請しなければならない。MTRCはこの予算を天井として、さらに超過した場合は同社が負担することを承諾。完成目標は6カ月の緩衝期を含み2018年第3四半期に修正することで双方同意した。運輸及房屋局の張炳良・局長は、追加予算が来年2月末までに立法会を通過しない場合は工事を中止する上、少なくとも賠償金として約48億ドルが必要で、深刻な損失となることを説明した。また双方は開通後に法的手続きを踏んで予算超過と工事遅延の責任を追及することで同意した。【関連記事】