香港取引所（ＨＫＥＸ）は１１月１７日、上海・香港両証取の相互乗り入れ開始から１周年を迎えた記念セレモニーを行った。１８日付香港各紙によると、相互乗り入れを通じて香港から上海Ａ株市場に流入した資金は１２１０億元で投資上限（３０００億元）の４０％、一方、上海から香港株市場に流入した資金は９２２億元で投資上限（２５００億元）の３７％。いずれも当初の予想を下回った。上海証取の上海総合指数は昨年１１月１７日から今年１１月１６日までの１年間に４５％（１１２５ポイント）上昇、ＨＫＥＸのハンセン指数は同期に７．６％（１８２３ポイント）上昇。過去１年に両証取の相互乗り入れで株価が上昇した５大銘柄は、上海では平安保険、中信証券、貴州茅台、招商銀行、上汽集団、香港では中国中車、国美電器、海通証券、上海電気、恒大地産となっている。
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