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逮捕の女住職に使い込み疑惑、補正下着も
中国本土の住職二人と偽装結婚をし、香港の永住権の取得詐欺を行ったとして逮捕された元女住職の釈智定・容疑者(47)に新たな容疑が表面化した。11月18日付香港各紙によると、釈容疑者をあらためて告発したのは、今回の事件の舞台となった定慧寺の運営責任者である翁静晶氏。翁氏が明らかにしたところによると、釈容疑者は寺院への寄付金を修繕費の名目で私的に流用、保険の購入や交際費のほか、資生堂やロクシタンの化粧品、補正下着など私物の購入にも充てていたという。容疑者が在任していた2006~15年の過去約9年間で、「修繕費」は493万2545ドルにも膨れ上がっていたと翁氏は主張している。このほか容疑者には、寺院の敷地内ではあるものの一部が政府管理区域と重なっているため設置できないはずの納骨堂の建設を進めていた疑いもあるという。容疑者は納骨堂の1区画を15万ドルで販売、すでに購入した200世帯にも影響がでるものとみられている。
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