１１月１７日に旺角スタジアムで２０１８年ワールドカップロシア大会（Ｗ杯）アジア２次予選「香港対中国」が行われ、０対０で引き分けた。同１７日に同じＣ組のカタールが６連勝を決め３次予選への進出が確定。１７日試合終了時点で香港はグループ２位だが、残り１試合の相手が強豪カタールであることを考えると、この引き分けにより香港の３次予選進出の可能性は乏しくなった。１７日の試合は注目の一戦とあって前売り入場券は即日完売し、当日スタジアムは両者のサポーターで埋め尽くされた。香港各地で街頭に座り込んで試合の中継を観戦するパブリックビューイングが行われ１０００人以上も集まった場所もあり、さながらＷ杯の決勝並みの盛り上がりを見せた。また、試合の中継を放映したスタジアム近くの食堂やバーにも多くの客が詰めかけ、当日の売り上げは通常より３０％増えたという。試合開始前は超満員による場内の混乱や香港・中国本土のサポーターの衝突が懸念され警備には厳戒態勢が敷かれたが、大きな混乱やトラブルはなかった。
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