バックナンバー
|
|
南港島線の東区間、16年末に全面開通確定
MTR南港島線(東区間)が2016年の年末までに開通することがわかった。11月16日付香港各紙によると、運輸及房屋局の張炳良・局長が現在建設中である同線の海洋公園駅を視察中にあきらかにしたもので、具体的な日程には触れなかったものの、年明け16年の第1~2四半期内に試運転を開始し、年内の開通を目指すという。建設される駅は金鐘―海洋公園―黄竹坑―利東―海怡半島の5駅。記者団に対し張局長は「金鐘駅の拡張工事は、駅として運行しながらも安全に工事を進めなければならず、特に困難を極めたが、工事は9割方完成した」と全面開通に自信を見せた。同線が開通すれば、金鐘-海洋公園間はわずか4分間で結ばれ、朝夕のラッシュ時で25~45分ほどかかっていた金鐘-海怡半島間も、約11分と大幅に短縮される見込み。ちなみに今回報道陣にお披露目された海洋公園駅はブルーを基調にしており、各々の支柱にはペンギンやタツノオトシゴ、イルカなどがモザイクで描かれ、天井には海洋生物を思わせるオブジェが吊るされている。【関連記事】