チムサーチョイ東部に先ごろ「星光公園」がオープンした。１１月１３日付香港各紙によると、今年１０月に観光スポット「星光大道（アベニュー・オブ・スターズ）」が拡張工事のため封鎖されたことに伴い、スターの銅像や手形がこの星光公園に移された。１１月１５日オープンの園内ではブルース・リー、アニタ・ムイ、香港電影金像奨の女神、子豚のマクダルという４つの銅像と２０個の手形を展示。手形はこれまでは地面に埋め込まれていたが、移転後は指揮者が使う楽譜台のような直立式の展示方法を採用しており、参観者は地面にしゃがまなくても立ったまま手形を触ることができる。現在は２０個だが、残り８７個の手形は２０１６年第一四半期には展示できる見込みだ。また、公園の中央には「星光大影院」と名付けられた長さ６３メートルの壁画があり、『新不了情』『無間道』など１７本の名作映画の登場人物４３人が描かれている。このほか、最寄り駅であるチムサーチョイ駅構内に５つのギャラリーが設置され、長さ５６メートルの壁画を使って香港映画の歴史が紹介されるなど、新たな見どころも多くある。【関連記事】