１３歳の実の娘に援助交際を強要しようとした無職の女（４０歳）とその交際相手で家庭教師を職業とする男（３９歳）が逮捕された。１１月１１日付香港各紙によると、女は本土出身で娘とともに２００３年に香港に移住してきた。昨年５月、女は交際相手の生徒の１人である金持ちの息子を娘に紹介しようと画策。娘に「金持ちのボンボンと性行為をして交際すればクレジットカードの家族カードがもらえる」と言い、家庭教師も「そうすればクリスマスプレゼントとして３０００ドルあげる」と誘惑したという。さらに娘が「どうしたらいいか分からない」と拒むと、女は家庭教師を相手に練習しろと言いだした。あげく自分は母親（女の母）が都市戸籍のいい男を紹介してくれなかったから苦労したし恨んでいる、お前（娘）は好条件の男を紹介してもらえるのだからうらやましい、と罵声を浴びせたという。翌日も引き続き援助交際をしろと言われた娘が友人に悩みを打ち明けてカウンセラーを通じ警察に通報し、母親と交際相手の家庭教師が逮捕された。家庭教師は女と同居しており、娘の目の前で平然と性行為をしたり、日ごろから「１６歳になったらレイプしてやる」などどわいせつな言葉を娘にささやくなどしていた。１０日に行われた公判で母親は売春あっせん・強要の罪状を認め、次の公判で判決が下されることになっている。【関連記事】