選挙事務処は１０月２３日、立法会直接選挙枠の新界東選挙区の補欠選挙を来年２月２８日に実施すると発表した。２４日付香港各紙によると、同選挙は元公民党メンバーの湯家●氏が離党とともに議員を辞職したことによるもの。立候補届け出は来年１月５～１８日、届け出には新界東選挙区の選挙人１００人の署名と５万ドルのデポジットが必要。立法会は来年９月に改選するため任期は半年間となる。すでに立候補の意向を示しているか、立候補が取りざたされている者として、公民党の楊岳橋氏、民主建港協進連盟（民建連）の劉国勲氏、新思維の黄成智氏（元民主党員）、無所属親政府派の寵愛蘭氏らが挙がっている。特に湯氏が後継指名した楊氏が有力とみられているが、穏健・中間路線を掲げる黄氏の出馬も注目されている。【●＝馬へんに華】【関連記事】