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国歌にブーイング、香港サッカー協会に罰金
2018年ワールドカップロシア大会(W杯)アジア2次予選で健闘が続く香港男子サッカー代表。しかし、香港で行われたホームゲーム3試合すべてで観客席のサポーターが中国国歌にブーイングを浴びせたことが国際的に問題視されている。10月6日付香港各紙によると、9月8日に行われた対カタール戦では中国国歌の斉唱の際にブーイングが起きただけでなく、さらにカタールの選手に向けてドリンクの紙パックを投げつけた人がいた。国際サッカー連盟(FIFA)はこの2つの不当な行為は規律に違反するとして香港サッカー協会(HKFA)に罰金5000スイスフランを支払うよう通達。再発した場合はさらに厳罰に処すと警告した。今年6月に行われた対ブータン、モルディブ戦で中国国歌にブーイングが起きた際、すでにFIFAはHKFAに再発を防止するよう求めており、HKFAも「試合を政治利用しないで」とサポーターへ協力を呼び掛けていたが聞き入れられなかった。来る11月17日には香港で対中国戦が行われるため、警戒感が高まりそうだ。【関連記事】