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マック難民突然死、営業続行で客は気付かず
マクドナルドの店内で中年女性が突然死、10時間以上誰にも気付かれずに放置されたまま営業が続けられるという異常な事態が起きた。10月4日付香港各紙によると、現場は牛頭角坪石邨の商業施設内の24時間営業の店舗。女性は3日朝の8時40分ごろに入店し、トイレ近くの隅の席に座り込んだままほぼ丸一日が経過。4日の朝8時20分ごろ店長が女性の異常に気付いて救急車を呼んだが、女性はすでに死亡していたという。防犯カメラの映像によると、午前1時20分に女性がテーブルに突っ伏し、同47分に指の動きが認められたのを最後に動かなくなった姿が確認されている。警察が駆けつけ、座席周辺を黒いビニールで覆い現場検証などが行われていたが、その間も営業は続行。消毒作業を行ったのち、すぐさま通常営業に戻った。女性はホームレスとみられており、外傷はなく直接の死因は現在調査中。身長約160センチで痩せ型の50代、所持していたのは残金4ドル30セントの八達通(オクトパス)と現金2ドル60セントのみだったという。【関連記事】