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香港ディズニー、5ヘクタールの拡張計画
香港ディズニーランドは今月で開園10周年を迎えるにあたり、金民豪・行政総裁が新規の事業計画を発表した。9月10日付香港各紙によると、新規計画とは現行の第一期(区画)の中にある3カ所計5ヘクタール以上の土地の拡張工事。金総裁は具体的な構想は明らかにしなかったものの「新鮮さを感じてもらえるような施設を作りたい」と抱負を語り、またマーベルコミックや『スターウォーズ』のキャラクター使用許可が大幅に緩和されたことを明かし、同園の施設にも反映させたいと述べた。このほか昨今の中国本土からの観光客減少や、来年の上海ディズニーランドの開園にも触れ、「試練は多いが、占拠行動後の立ち直りが早かったように、香港市場は回復が早い」と強気の発言。今後の展開については「まだディズニーブランドには需要がある。今後は東南アジア圏、特にタイからの顧客を重視したい」と顧客層拡大に意欲を見せた。【関連記事】