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7月の観光統計、来港者数は8.4%減
香港政府観光局(HKTB)が8月31日に発表した観光統計によると、2015年7月の来港者数は前年同月比8.4%減の延べ492万3431人だった。うち中国本土からの旅行者は同9.8%減の延べ384万5273人。日本からの旅行者は同5%減の延べ7万9980人だった。本土以外の国・地域では短距離市場が同5.1%減、長距離市場が同1.4%減といずれも減少したものの、新市場は同11.3%増加した。1~7月累計の来港者数は前年同期比1%増の延べ3425万0671人、うち本土からの旅行者は同2.3%増の延べ2669万1797人、日本からの旅行者は同7.7%減の延べ56万5645人となっている。本土からの観光客が減ったのは、中国人へのビザを緩和する国・地域が増えたことや人民元の引き下げなどが要因とみられる。本土からの宿泊客は同14.7%減、日帰り客も5.8%減となっている。またが中東呼吸器症候群(MERS)が流行した韓国からの旅行者も同22.4%減と、減少が目立った。【関連記事】