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最新号の内容 -20150901 No:3773
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牛乳から基準値を上回る細菌

 牛乳・乳飲料から相次いで基準値を上回る細菌が見つかり、食物安全中心(CFS)が消費者に注意を促している。8月29日付香港各紙によると、まず21日にCFSが行った定例検査で「十字牌」ブランドの牛乳から基準値を超える細菌が見つかり、CFSがメーカーに出荷・販売を停止するよう通達した。問題の製品は「十字牌純鮮●(Trappist Dairy Fresh Milk)」(236ミリリットルサイズ)で、賞味期限が8月22日と明記されているものだ。細菌含有量は基準値の8665倍に達していた。この影響を鑑みて29日に市販製品のサンプル検査を行ったところ、旺角のコンビニで売られていた賞味期限が29日とされている同ブランドの乳飲料「高▲低脂牛●飲品(Trappist DairyHi Calcium Low Fat Milk)」(236ミリリットルサイズ)からも基準値を超える細菌が見つかった。細菌含有量は基準値の259倍にのぼる。2度目に見つかった製品は通達を受け製造工場が28日に清掃・消毒を行う前にすでに出荷された分だという。一方、29日、消費者からオーストラリアからの輸入品「保利鮮牛●(Pauls Fresh Milk)」「■維新鮮牛●(Harvey Fresh Milk)」の味がおかしいとの通報が6件あったため、メーカーに通達した。賞味期限が9月6日の製品で、すでに販売を停止している。CFSでは該当の製品を飲用しないよう呼び掛けている。【●=女へんに乃、▲=金へんに丐、■=口へんに合】【関連記事】