恵州市の河原でバラバラになった女性の死体が見つかり、香港人の男が容疑者として逮捕された。８月２６日付香港各紙によると、逮捕されたのは市内恵城区で縫製工場を営んでいた杜耀堂・容疑者（５０）。被害者の何さん（５０）は杜容疑者の工場の従業員で、既婚の容疑者と内縁関係にあったという。何さんにおよそ４０万元の借金があり、結婚をしないなら金を返すよう迫られていた容疑者は、追い詰められ逆上し、２０日に何さんを殺害。証拠隠滅のため遺体を６つに分け、黒いポリ袋に詰めて近所の金山河に遺棄したとみられている。死体が見つかったのは２１日、地元の釣り人が遺体の一部が入ったポリ袋を見つけ警察に通報した。警察が現場周辺の捜査を開始したところ、同じ河川の別の場所で胴体部を発見。衣服が被害者が失踪前に着ていたものと一致していたことや、工場付近の防犯カメラが容疑者の黒いポリ袋をいくつも抱える姿をとらえていたことが決め手となり、香港に発つ直前の容疑者の身柄を確保、逮捕となった。【関連記事】