特区政府統計処は７月３１日、２０１５年６月の小売り統計を発表した。小売業総売上高は前年同月比０．４％減の３７０億ドル（速報値）、価格変動要因を考慮した小売業総販売量は同４．４％増。先に発表した１５年５月の小売業総売上高は同０．１％減、小売業総販売量は同４．７％増に修正した。６月に売上高が最も増加したのは、耐久消費財の前年同月比７０．３％増。次に多かったのが電器・撮影機材の同２１．４％増、車および部品の同６．２％増、食品・酒・たばこの同３．６％増が続いた。一方、売上高が減少したのは、宝飾品・時計・高級贈答品の同１０．４％減、書籍・文具・ギフト用品の同９．５％減、靴・衣料装飾品の同８．４％減、燃料の同５．６％減、薬・化粧品・漢方薬の４．２％減などとなっている。【関連記事】