毎年恒例のフードエキスポ（美食博覧）が今年も湾仔の香港コンベンション・アンド・エキシビション・センターで開催される。７月３１日付香港各紙によると、開催期間は８月１３～１７日、今年は英国とウクライナの初出展組を加え、２３カ国・地域から約１１００社・団体が参加予定だという。同展の名物となった１ドル商品だが、今年は５袋１セットのスープや白米３キロ、ドリアン月餅などが数量限定ながら１ドルで購入できる。また、毎年ゲーム形式での出展で話題となっている安記海味の１ドル商品も見逃せない。昨年は花膠（魚の浮き袋）で３メートルの山を作ったが、今年の食材はアワビ。１分間の制限時間内にアワビ山を上り、山に張り付いたアワビの模型をより多くはぎ取った参加者が勝者となり、同じ分量を１ドルで買えるというもの。ほかにも、食べると口や鼻から白い煙が出るという分子ガストロノミーを取り入れたクラッカーや、ニッカウヰスキー「竹鶴」を使った月餅、バルサミコ酢とオリーブオイルのアイスキャンディーなども人気を呼びそうだ。【関連記事】