香港中文大学アジア太平洋研究所は７月２９日、政党・政治団体に関する世論調査の結果を発表した。３０日付香港各紙によると、調査は２１～２３日、８１４人を対象に行われた。政党・政治団体への支持度ではトップが民主建港協進連盟（民建連）の１１．３％、続いて民主党が７．５％、公民党が５．７％で、昨年同期の調査とほぼ同じ。５５．４％が「香港のいかなる政党も支持に値しない」と答えた。香港の政党全体に対する印象については昨年より「悪化した」が６０．９％、「良くなった」は４．７％、「変わらない」が３１．２％だった。また香港研究協会は２１～２８日、１３１８人を対象に立法会議員に対する支持度を調査。直接選挙枠では曽●成・議長が３．６ポイントでトップ。区議会第２枠では民建連の李慧瓊・主席が２．７８ポイントでトップ。支持度の下落幅が最も大きかったのは工党の何秀蘭氏の０．５５ポイント、次いで公民党の陳家洛氏の０．５３ポイントとなっている。【●＝金へんに玉】【関連記事】