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民主党、普通選挙案支持者の党籍はく奪
民主党中央委員会は7月16日、普通選挙案の可決を呼び掛けた黄成智・元中央常務委員の党籍はく奪を決定した。17日付香港各紙によると、黄氏は4月に普通選挙案の可決を呼び掛ける署名活動を始めると発表したため、5月に党中央委員会が党籍凍結を決定。16日の中央委員会会議では賛成17票、反対7票で黄氏の党籍はく奪が決定した。党籍はく奪には中央委員のうち6割の支持が必要で、賛成17票はぎりぎりでこの条件を満たしたに過ぎない。劉慧卿・主席は会議後、「黄氏は党の威信を損ねた」と批判したが、民主党が穏健派の声を排除することは否定した。黄氏は創設時から所属していた民主党から排除されたことについて「信じられない。耐え難い」と話し、公民党の湯家●・議員の辞職に伴って行われる立法会新界東補欠選挙に立候補することを示唆した。【●=馬へんに華】【関連記事】