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染毛剤のアレルギー物質、1製品が基準超え
消費者委員会は先ごろ、香港域内で流通している染毛剤についての成分検査を行った。7月16日付香港各紙によると今回対象となったのは、家庭向け製品20種とプロフェッショナル用製品5種の計25種。25種すべてにアレルギー物質が含まれていることが分かった。また、うち23種から2種類以上のアレルギー物質が検出され、その中の10種には3種類以上のアレルギー物質が含まれていた。今回検出されたアレルギー物質はパラフェニレンジアミン(PPD)、パラトルエンジアミン(PTD)、メタアミノフェール(MAP)、パラアミノフェール(PAP)。その含有濃度は製品によって異なるが、中国本土とユーロの安全基準を上回ったのは1種だけだった。問題の1種「Peerless Color Cream 染髪膏」はMAPの含有量が2.5%で、中国の上限2%、ユーロの上限1.2%を超えていた。では、濃色の染毛剤はアレルギー物質が比較的多いので、使用前にパッチテストをするなどの注意を呼び掛けている。【関連記事】