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セントラル占拠、立法会襲撃の4人に判決
昨年の「セントラル占拠行動」で立法会議事堂を襲撃したデモ隊の4人に判決が下った。7月14日付香港各紙によると、4人(18~24歳)は昨年11月19日に議事堂1階のガラスなどを破壊した容疑で起訴され、裁判所は7月13日、非合法集会と刑事毀損の罪で各人に150時間の社会奉仕、裁判費用500ドルの支払いを言い渡した。原告側は議事堂の修理費用58万7000ドルの賠償を要求したものの、4人には賠償能力がないことなどから却下された。法曹界では、立法機関への襲撃は深刻な問題であるのに対し判決は軽過ぎるとも指摘され、社会にマイナス影響をもたらすとの懸念も上がっている。一方、占拠行動に参加した公民党の曽健超氏が昨年10月15日、添馬公園で警官7人によるリンチを受けた事件で、曽氏は警務処に7人の身分公開などを求める訴訟を申請していた。高等法院(高等裁判所)は7月13日、身分公開に関する訴訟は受理したが、警官の行為が違法であるとの声明と賠償を要求する訴訟については却下した。【関連記事】