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香港独立派、占拠行動で警官襲撃罪が確定
「香港独立派」の中核的人物とされる招顕聡氏(30歳)に、昨年の「セントラル占拠行動」に関連して警官襲撃罪が確定した。7月10日付香港各紙によると、招氏は昨年11月27日、旺角で占拠行動の強制排除が行われている際、警官に体当たりして負傷させた。九龍城裁判法院(地裁)は7月9日、招氏の行動が故意であることが明らかとみなし警官襲撃罪を確定。裁判官は、招氏に多くの犯罪歴があり執行猶予中の犯罪であったことから、判決とともに収監すべきと指摘。22日に判決を下す予定だ。招氏は2009年に民主派の社会民主連線(社民連)に加入、12年にネット上の組織「私は香港人、中国人ではない」を発足、13年に「香港人優先」を発足し、香港独立を公に主張。13年12月に香港人優先のメンバー3人とともに中国人民解放軍駐香港部隊の基地に突入し、禁固2週間が下された。【関連記事】